「ボイスチェンジャーをインストールしたのにチャットサイトで声が変わらない」「VB-Cableって何?なぜ必要なの?」
AIボイスチェンジャー(MagicMic・RVC・Supertone等)をインストールしても、チャットサイトにそのまま接続できない場合があります。そこで必要になるのがVB-Audio Virtual Cable(VB-CABLE)です。
VB-Audio Virtual Cableとは?

VB-CABLEは、仮想オーディオドライバの一種で、PC上の音声を仮想的にルーティングできるツールです。これにより、音声を録音したり、配信ソフトと連携させたりすることが可能です。
簡単に言うと、PC内部に「見えないケーブル」を作るソフトです。このケーブルを使って、ボイスチェンジャーで変換した声をチャットサイトやOBSに届けることができます。
なぜVB-CABLEが必要なのか
通常のマイクの音声の流れはこうなっています。
マイク → PC → チャットサイト
ボイスチェンジャーを使う場合、この流れを変える必要があります。
マイク → ボイスチェンジャー → VB-CABLE → チャットサイト
VB-CABLEがないと、ボイスチェンジャーで変換した音声をチャットサイトに届ける「橋渡し役」がいない状態になります。
完全無料で使える
VB-Audio Virtual Cableはフリーソフトウェアとして提供されています。無料で商用利用も可能です。
STEP1:VB-CABLEをインストールする
ダウンロード
VB-Audioの公式サイト(https://vb-audio.com/Cable/)にアクセスします。ページ内にある「Download」セクションから、Windows用のファイルをダウンロードします。通常はzip形式で圧縮されています。
インストール手順
- ダウンロードしたzipファイルを解凍する
- 解凍したフォルダ内の**「VBCABLE_Setup_x64.exe」**(64bit)を右クリック
- **「管理者として実行」**を選択(これが重要・管理者権限がないとインストールできない)
- インストール画面の指示に従って進める
- PCを再起動する(再起動しないと認識されない)
インストール確認
再起動後、以下の手順で確認します。
- Windowsの設定 → サウンド → 出力・入力デバイスの一覧に「CABLE Input」「CABLE Output」が表示されていれば完了です。
STEP2:ボイスチェンジャーとVB-CABLEを連携する
MagicMicの場合
- MagicMicを起動
- 設定画面 → 出力デバイスを**「CABLE Input(VB-Audio Virtual Cable)」**に設定
- MagicMicのボイスチェンジャーをオンにする
RVC(VC Client)の場合
- VC Clientを起動
- 出力デバイスを**「CABLE Input(VB-Audio Virtual Cable)」**に設定
- スタートボタンを押して変換を開始する
Supertone Shiftの場合
- Supertone Shiftを起動
- 出力先を**「CABLE Input(VB-Audio Virtual Cable)」**に設定
- 変換をオンにする
- 共通のポイント:ボイスチェンジャーの出力先を必ず「CABLE Input」に設定してください。「CABLE Output」と間違えやすいので注意です。
STEP3:チャットサイトでマイク設定をする
VB-CABLEを通じて変換された声をチャットサイトに届けるには、チャットサイト側のマイク設定を変更します。
設定手順
- チャットサイトを開く
- マイク設定画面を開く
- マイクデバイスの一覧から**「CABLE Output(VB-Audio Virtual Cable)」**を選択
- テスト通話で変換後の声が届いているか確認する

主要チャットサイト別の設定場所
| サービス | マイク設定の場所 |
|---|---|
| FANZAライブチャット | 配信開始前の設定画面 → マイク選択 |
| ライブでゴーゴー | 配信設定 → マイクデバイス |
| エンジェルライブ | 配信設定 → デバイス → マイク |
| マダムライブ | 配信設定 → マイクデバイス |
STEP4:OBSと組み合わせる場合の設定
OBSバーチャル背景とボイスチェンジャーを同時に使う場合の設定です。
OBSのマイク設定
OBSの音声を設定するために「設定 → 音声」を開きます。マイク音声を「Cable Output」にします。
具体的な手順はこうなっています。
- OBSを起動
- 設定 → 音声
- 「マイク音声」のデバイスを**「CABLE Output(VB-Audio Virtual Cable)」**に設定
- OBSの仮想カメラをオンにする
- チャットサイトでカメラを「OBS Virtual Camera」に設定する
完成した音声・映像の流れ
マイク(実際の声)
↓
ボイスチェンジャー(MagicMic・RVC等)
↓
CABLE Input(VB-CABLE)
↓
CABLE Output(VB-CABLE)
↓
OBS(マイク音声として認識)
+
OBS バーチャル背景(映像)
↓
チャットサイト(顔も声も守られた状態)
この構成が完成すれば、Digital Castが推奨する**「顔・声・場所を守りながら稼ぐ」**配信環境の完成形です。
よくあるトラブルと解決方法

「CABLE Input」「CABLE Output」がデバイス一覧に表示されない
対処法:
- PCを再起動する(インストール後の再起動が必須)
- 管理者権限でインストールし直す(右クリック → 管理者として実行)
- Windowsのサウンド設定で「無効なデバイスを表示する」をオンにして確認する
チャットサイトでボイスチェンジャーの声が届かない
原因と対処法:
- ボイスチェンジャーの出力先が「CABLE Input」になっているか確認
- チャットサイトのマイク設定が「CABLE Output」になっているか確認
- ボイスチェンジャーが起動・オンになっているか確認
- ブラウザを再起動して再度マイク設定を確認する
自分の声がそのまま聞こえてしまう(変換されていない)
対処法:
- ボイスチェンジャーの「ボイスチェンジャーを適用する」がオンになっているか確認
- MagicMicの場合:ホーム画面下部のトグルスイッチがオンか確認
- RVCの場合:VC ClientのSTARTボタンが押されているか確認
音が二重に聞こえる(エコー・ハウリング)
対処法:
- スピーカーではなくイヤフォン・ヘッドフォンを使用する
- チャットサイトの設定でエコーキャンセルをオンにする
- VB-CABLEのモニタリング設定がオンになっている場合はオフにする
音量が小さい・大きすぎる
- 対処法: Windowsのサウンド設定 → 「録音」タブ → CABLE Output のプロパティ → レベルで音量を調整してください。
VB-CABLEを使う際の注意点

接続の順番が重要
必ず以下の順番で起動してください。
- PCを起動
- VB-CABLEは自動で読み込まれる(追加操作不要)
- ボイスチェンジャー(MagicMic・RVC等)を起動
- OBS(使用する場合)を起動
- チャットサイトを開く
逆の順番で起動するとデバイスが認識されないことがあります。
チャットサイトごとに設定が必要
チャットサイトを変えるたびに、そのサイトのマイク設定で「CABLE Output」を選択し直す必要があります。一度設定してもサイトを変えると元に戻ることがあるため、配信前に必ず確認してください。
まとめ:VB-CABLEの設定フロー

| ステップ | やること |
|---|---|
| STEP1 | 公式サイトからVB-CABLEをダウンロード・管理者権限でインストール・再起動 |
| STEP2 | ボイスチェンジャーの出力先を「CABLE Input」に設定 |
| STEP3 | チャットサイトのマイクを「CABLE Output」に設定 |
| STEP4 | OBSを使う場合はOBSのマイクも「CABLE Output」に設定 |
一度設定が完了すれば、次回から起動するだけで使えます。VB-CABLEはAIボイスチェンジャーを使ったチャットレディ・配信活動に必須のツールです。
よくある質問
Q. VB-CABLEは無料ですか?
A. 完全無料です。公式サイト(vb-audio.com)から無料でダウンロードできます。
Q. Macでも使えますか?
A. VB-CABLEはWindows専用です。Macでは「BlackHole」という同様の無料ツールを使ってください。基本的な設定方法は同じです。
Q. VB-CABLEを入れるとPCが重くなりますか?
A. ほぼ影響ありません。VB-CABLEは非常に軽量なドライバーで、CPU・メモリへの負荷はほぼゼロです。
Q. MagicMicを使っているのにVB-CABLEが必要ですか?
A. MagicMicは独自の仮想マイク機能を持っているため、VB-CABLEなしでも動作する場合があります。ただしチャットサイトによってはMagicMicの仮想マイクが認識されないケースがあり、その場合にVB-CABLEが解決策になります。
Q. 複数のボイスチェンジャーを同時に使えますか?
A. 1つのVB-CABLEに複数のボイスチェンジャーを同時接続すると音声が混在するため、1つのボイスチェンジャーのみ使用することを推奨します。



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